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公立病院経営形態の変更・・・佐賀県武雄市民病院(樋高克彦院長、一般病床135床)・・地元医師会との意思疎通が十分でない改革は問題。
形式上の公募期間は2週間であっても良いが 公開の検討委員会が少なくとも3月間以上公募前に審議が行われて当然!千葉県安房医療センターの民間委譲は審議期間4月間。安房医師会会員 400名から異論なく委譲先が決定された。委譲先決定経過審議も全て公開であった事が4月1日からの再生スタートを成功させた』
   

(医療不安)結論ずれ込む可能性 武雄市民病院移譲先「慎重な判断必要」/佐賀県
2008.06.26朝日新聞  
 
民間移譲が決まっている武雄市民病院(樋高克彦院長、一般病床135床)の移譲先を選定する第2回「武雄市民病院移譲先選考委員会」(委員長、信友浩一・九州大学大学院医療システム学教室教授)が25日、武雄市で開かれ、市の募集に応じた2医療法人によるプレゼンテーションをもとに質疑が行われた。委員会後、信友委員長は「経営について慎重な判断が必要だ」として、2医療法人に一部資料の再提出を求めたことを明らかにした。また、選定までに開かれる委員会の回数については、市が当初予定していた3回では不十分だとして、結論が7月にずれ込む可能性を示唆した。


 選考委には福岡和白病院などを運営する医療法人「池友会」(北九州市門司区大里新町、鶴崎直邦理事長)と、佐賀記念病院を運営する医療法人「敬愛会」(佐賀市高木瀬町長瀬、内田康文理事長)が出席。移譲後の医師派遣や新病院建設計画などについて、約1時間ずつ説明した。

 信友委員長によると、2医療法人とも病院の建て替えを提案し、引き続き勤務を希望する職員は各法人の給与体系で受け入れることなどを示した。しかし、委員からは、財政計画や第三者の民間調査機関の資料が必要との意見が出て、2医療法人に早急な提出を求めたという。

 信友委員長は「市民に注目されている問題で、選考には結果責任が伴う。資料も不足しており、ワーキンググループ会議とは別に、少なくとも4回程度の本委員会が必要だ」と語った。

 同夜の市民公開プレゼンについては「選考に反映しないと申し合わせているが、市が会場で実施するアンケートを、委員が各自の責任で市に提出させ、選考で採点に加味することは妨げない」との見解を示した。


 
●「議論回避はなぜか」 地区医師会が質問状

 武雄市民病院の民間移譲が十分な議論を経ずに決められたと反発している武雄杵島地区医師会(古賀義行会長)は25日、市が民間移譲の理由としている赤字財政に関する資料提出などを求める公開質問状を樋渡啓祐市長に提出した。移譲先選考委が結論を出す前の回答を求めている。

 武雄市民病院の民間移譲問題について、同医師会は決定を白紙に戻し、医療関係者を含めた機関での再議論を求めてきた。先月末には、地域医療の考え方や公立病院のあり方などについて樋渡市長に意見書を提出していたが、回答がなく、市議会での質疑でも理解できない問題があるとして公開質問状の提出を決めたという。

 質問は(1)市が専門家を交えた議論を回避するのはなぜか(2)財政赤字問題だけを強調しているが、これまでの赤字と現在進行中の赤字を資料で回答せよ(3)民間移譲先を全国公募としながら2週間の公募期間は十分な時間と言えるか、など7項目。

 提出後、古賀会長は「市長は民間移譲先決定後に医師会と市の3者協議をするとしているが、3者協議を医師会は了解していない。地域医療行政について市と話し合う用意はある」などと語った。